#07 モラル
モラルとは何なのだろう。
学生の時には学生なりの、社会に出てからは社会人なりのそれぞれのモラルがあると思う。ただ根底に流れるのは人間としてのモラルだろう。人間が集団の中で生活をしたり、会社の中で生産活動・企業行動を行うには最低限のモラル、言うならば社会常識が必要になる。
人間だから個人の嗜好や考え方が異なるのは当たり前だけれども、それを野放しにしては規律が保てない。故に学校には生活規則があり、会社には就業規則があるのだ。
つまりは、ここまでは守りなさいよ、という指針だ。
皆が気持ちよく過ごすための最低限のもの。企業ならば、企業に利益をもたらすために守らなければならないもの。各個人の最大公約数を持ち寄らなければそれは達成出来ない。
破綻しかかったモラルを回復するにはどうしたらいいのだろう?
その輪の中に加わってモラルを貶めて楽な道を選ぶか。
人として最低限のプライドを保つか。
時に企業はモラルがなくとも数字の大きい方を評価する。
我慢を重ねて精進するしかないのだろう。
しかしモラルのない人間はいずれ信用を失くす。それは社内に限らず取引先にも得意先にも。営業は社名でするものではない。言わずもがな、一人の人間として付き合っているのだから。
(2003年6月5日)
|